大きな大きな岩。立石♪

本浦から少し西に進むと、海岸沿いに、巨大な岩が現れます‼

岩の下に立つと、こんな大きな岩があるなんて…と、
あまりの大きさに圧倒されます‼
そびえ立つ。。まさにこのことです。。

この岩も、かつて漁船の目標となり、重要な役目をもっていたんですね♪

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本浦の西岸、石原地区から影浦のあいだには、大きな岩が露出し、奇観を呈している。
それらには、形から亀石(どんがめいわ)、鯨石、鶏石、戸棚石、重箱石、三絃石、夫婦石、
などと名づけられ、江戸時代以来、来島した文人達によって漢詩や和歌の題材にされてきた。
特に、立石は高さ約40mの巨岩で、出漁した漁船はこの岩を帰帆の目標にした。
表面は長年の間に苔むし、赤くなっている。江戸時代の学者頼聿庵(らいいつあん)は、
中国の湖北省にある赤壁になぞらえて漢詩をつくっている。

舟をならべて月の雪白を
賞せんと欲す
陰雲何の意ぞ天碧を覆ふ
蘇僊に値す
これ赤壁の奇
我れ断崖に有り高さ千尺

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